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ねおゆうきの日々のメモ

酉年にちなんで思い出したこと。

 

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あけましておめでとうございます。

今頃ですか?...的なタイミングですが、アメリカボケした感覚でいうと、まだオッケーでしょう。
年末に日本から遊びに来ていた母と妹が帰国し、そして娘もDCに戻り、新年会も終わって(笑)、やっとブログにたどり着きました。

振り返ってみると、昨年1年は、忙しい・書けないで、たった5本しか記事を書いていない!本当に気まぐれちゃんだ。こんな気まぐれブログは止めたほうがいいかな?と考えたりもした昨年ですが、たまに読んでくださった方からメールをいただいたりすることもあり、日々の発見や共有したい思いをなおざりにしないためにも、今年はもう少し書きたいな、と思います。

でも、ボチボチといきます。
今年もどうぞ宜しくお願い致します。

さて、酉年ということで、数年前にキーウエストを旅した時に、街で見かけたニワトリを撮ったことを思い出し、写真を見直してみたら縁起が良さそうに思えたので、その子の写真で年賀状(⬆︎)を作ってみました。

なんという名前のところだったか忘れてしまいましたが、国道1号線(US Route 1)のアメリカ最南端の起点の近くの公園を悠々と闊歩していて、男前でした。

そういえば、キーウエストには、野生のニワトリなのか放し飼いなのか、ニワトリが普通にその辺をいっぱい歩いているのです。この子もツガイで歩いてましたが、街の中の駐車場にこんな親子(⬇︎)もいたりして、危ないよう〜、大丈夫なのかしら、と思いました。

(うちの息子入りで失礼します。)

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で、US Route 1って、このキーウエストを起点に東海岸を南北に走る国道なんですが、ワシントンDC、フィラデルフィア、ニューヨーク、ボストンなど主要都市をつないで、終点は、なんとカナダとの国境近くのメイン州フォート・ケイトというところらしく、全長4000Km近くあるそうな(Wikiより)。南北に走る国道の中で最も長いハイウェイだということを知り、その起点に立ってるのか!そりゃすごいなー、と記念撮影したことなども思い出しました。

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思い出したことのもう一つは、亡くなった父が酉年で、生きていたら今年84才だってたこと。「そのくらいまで生きられたら十分じゃろー」「えー、もっと長生きしてよ〜」そんな会話をしたことを、ちょっぴり切なく思い出した。病気で6年ほどショートしちゃったけど、きっと今頃は天国で、概ねいい人生だったと思いながら私たちのことを見守ってくれていると思う。今年も健康で1日1日大切にしなくちゃ。年の始めに大事なことを思い出させてくれた天国の酉年の父でした。

ヒーリング系ミュージアム

大統領選までいよいよ1ヶ月を切ったアメリカ。今週は、もっぱら先週暴露されたトランプの猥談ビデオと、日曜日に行われた第2回目のディベートの話題で持ちきりでした。

娘の記念すべき初投票が大統領選となるので、ディベートちゃんと見ておきなさい、と言ったものの、あのディベートは、はっきり言ってデベートと呼ぶに値しない、というのが私の単純な感想。市民が聞きたいのはあんな悪口の応酬じゃないでしょ。トランプの女性蔑視発言、そして相手を誹謗し、おとしめることで自分の立場を上げようとする態度は、あの場に立つ人のものじゃない。本当に呆れるわ。ほとんどエンターテイメントとして視聴しておりました。

さて、そんなざわざわしたティベート明けの月曜日、コロンバスデーでお休みだったので、久しぶりにメトロポリタンミュージアムの分館、クロイスターズに行ってきました。中世期ヨーロッパの大修道院の建築様式を模してデザインされているそうです。

回廊(クロイスター)がここの特徴。この空気感に癒される。

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小さな中庭には、可憐な花がいっぱい咲いていて素敵なんです。

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私にとって、その空間にいるだけで癒されるミュージアムっていくつかあるけど、そのうちの一つ。あとは、Isamu NoguchiとかDia Beaconとか、大好きです。ヒーリング系ミュージアムと呼びたくなる。

世間もざわざわしている昨今だけど、時には喧騒から離れて、ネットを絶って、こんな場所に来てみると、自分の心もざわざわしていたことに気づく。スーッと心を静めながら、短くていいから質の高い時間を意識的に持つこと、大事だなと思いました。

 

逆転する分離不安 (separation anxiety)

先日の投稿(『娘の巣立ち・子離れの術」)をFacebookでシェアしたところ、同世代のお母様方からから、たくさんの共感コメントをいただきました。ありがとうございます!
Separation anxiety (分離不安)って、幼い子供が母親から離されるときに泣いて嫌がる子供特有のものかと思っていましたが、子供が成長して巣立っていくときは、今度は母親が泣くものなんですね(笑)。そこにはもちろん、不安以外の感情もいっぱい混ざっていますが。

投稿を読んでくれた友達が、こちら⬇️ のイラストを送ってくれました。あはは!受けた!

 

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アメリカの大学は、入学1年目は入寮を規則化しているところが多いし、そうでなくても、この巨大な大陸ですから、自宅から通える大学に入る方が珍しい。高校卒業=家を出る、のが一般的なので、このイラストは、これから大学生になる子供を持つ母親の心境を象徴しているんでしょうね。

冗談でなく、サイコロジストの友人が言ってましたが、この時季になると、separation anxietyで彼女のセラピーを受けに来る母親って増えるんだそうです。子供を支えているつもりが、いつの間にか支えられている。それはきっと母親なら誰しもそうだと思うけれど、無意識のうちに過度に依存しちゃってるっていうケース、少なくないようです。

娘を大学に送り出して、子育ても一区切り。でも、母娘の関係はこれからも続きます。
娘が大人になるにつれ、この関係性がどんな風に変わっていくのか。これからは、それを楽しみにしたいと思います。

 

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娘の巣立ち・子離れの術

久しぶりに戻ってきました。
色々あって、暫しこのブログから遠ざかっていましたが...。

色々の中には、娘の大学受験もありまして。大学受験が一大事なのは、この国、アメリカでも同じ。もちろん本人が一番大変なんだけど、娘は日米両方の大学を選択肢に入れていたので、私にとっては殆ど様子のわからないアメリカの大学受験というものを母親の立場で経験したわけです。進学先を、最終的にワシントンDCの某大学に決めた娘を夏の終わりに送り出し、やっと落ち着いてきたところ。

子育てって、何年やっていても常に未知との遭遇。18歳になる娘がいるとベテランママのように言われることもあるけれど、ひたすら手探りと試行錯誤の連続で今に至り。

今回の受験に関しても、ワケのわからないまま何とか通過しましたが、日米の教育システムの違いや娘の将来のことなど、様々なことを考えたり学んだりした1年でした。受験ネタは、ここに書き出したらきっと止まらなくなるらい色々あるけれど、今日はそっちの話ではなく、子供の巣立ちを初めて経験した私が何より我ながら驚いた、子供を送り出すときの母親の心模様について、語ってみようと思いまする。

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先日、娘の幼稚園時代から親しくさせていただいているママ友で、現在ボストン在住のY子さんとNYで再会しました。お互いに娘を大学に送り出したところで、子育ても一区切り。まだお互いにもう一人下に控えているけれど、とりあえず18年間がんばった私たちにご褒美!ということで、バカラホテルのGrand Salonでランチしました。キラキラと眩い非日常的な空間で、語り合ったあっという間の3時間。

その時、Y子さんにも話したのですが、実は私、娘がDCに引っ越す数週間前から、彼女の巣立ちを嬉しく思う反面、「もう一つ屋根の下で暮らすこともなくなるかも」と思うとひどくエモーショナルになっていて、あんなに「早く育て、楽になれ」と願っていたのに、いざその時が近づくと、ご飯を作りながら泣いているという、あまりに想定外の自分に驚く日々を過ごしていたのです。そんなこと話をしたら、Y子さんも同じような心境でいたことを知り、ちょっとホッとしたのでした。

同じ状況のアメリカ人のママ友も、夏休み中に買い物先でたまたま会った時、開口一番、"My first baby is leaving soon!  I'm almost crying..." と言ってましたから、どうやら子供を送り出す母親は、皆そんな風になるのかも。

先はまだ長いと思っていた子育ての道のりが、実はそうじゃないと認識したのは昨春、娘がアメリカの大学に進学すると決めた時。娘と一緒に過ごせるのもあと4ヶ月しかないと知ると、寂しさの前にまず焦りが到来。下の息子と違って彼女は本当に手の掛からない子だったから、正直、放っておいてもしっかり賢く育ってくれた。それを良いことに、私の子育てはちょっと雑すぎたのではないか?料理も家事もちっとも教えてないのに、このまま巣立って大丈夫なのか?あんなこともこんなことも娘にしてあげたいと思いつつ、自分のやりたいことを優先してきた自己中な私は一体、娘の目にどんな母親として映っているんだろう、と。

そして、娘が巣立つ前の夏休み、母親として足りてない部分を挽回すべく、娘との時間をいっぱい作る気満々だった私に対して、娘の態度は冷たかった。なぜなら、彼女がこの夏、一緒に過ごしたい相手は私ではなく、これから遠距離になってしまう彼氏だったから。母親として常に頼られる存在だったはずの私は、もはや彼女の視界の中にはなく、この春先に突如と現れた彼に、あっさりとポジションを奪われ、母は動揺した。

冷静に考えれば、18年間の子育てのうちの最後の数ヶ月だけ付け焼き刃的に何かをやったところで、料理くらいは少しは覚えるかもしれなけど、染み付いた生活習慣とか母親像が変わるわけがない。それなのに娘との貴重な時間を横取りされたような気になって、彼氏に嫉妬している母親の方がワケわからない人だわよね。

というワケで、理想の母を目指した私の子育て最後の夏の追い込みは、見事に計画倒れ。夢想のままに終わりを迎ました...。

でも、Y子さんにも言われました。不完全でいいのだと。完璧な親なんてNo thank youだと自分が子供の立場に立ってみればわかる。

これまでいつもそばにいて、子供のことを100%理解して、守ったり助けたりするのが母としての務めと頑張ってきたけれど、もうこれからは、子供を追わないこと。100%知らなくていいし、知ろうとしないこと。応援はするけど、口は出さない。必要とされる時以外は黙っていましょう。子離れのお約束ごと。

そうはわかっているけれど、意外にこの切り替え、難しいではないか!どうも世話を焼かなきゃ気がすまないモードが起動し始める。自分は絶対あっさりと子離れできると思っていたのに、一体どうしたというのだ?友達にも「ずいぶん寂しいんだね」と笑われる始末。

でも、ふと、こう思ったのです。子供は自分の体を通って出てきてるけど、本当は自分のものではなく、天(だか神だかわからないけど)からの授かりものじゃないかと。愛して一生懸命育てて、そしてより良い未来のために、いつか世界に返すもの。

そう思ったら、ちょっと納得できて、元気に子離れできそうです。「すみません、宿題、完璧に出来なかったけど提出します。でも一生懸命やりました!」という気分でね。そして、育てたままに巣立っていく娘でいいじゃない!と思いました。その後ろ姿に、私印がついてることを誇りに思おうよ、って。

  

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見納め。

年が明けてから、見納めに来ました。ロックフェラーのツリー。

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ティーンエイジャーの息子が、「毎年同じじゃん」と言うんですが。

ま、確かにね。。。

でも、1度も見ないでホリデーシーズンを過ごすのはかなり寂しい。...というわけで、クリスマスを過ぎても大混雑のロックフェラーに来て、お決まりの写真を撮って。

お決まりだけど、やっぱりキラキラにはワクワクさせられてしまう。

 

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今年のサックスのショーは投影から電飾に変わり、華々しかったです。

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今年は本当に暖かなホリデーシーズン。いつまでも夜のお散歩を楽しめてしまいます!

 

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花とランチ

久しぶりに親友と会うことになり、ワシントンスクエアで待ち合わせしました。
まだまだ暑い、夏休み最後の金曜日。

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キッズたちを見ていると和むわ〜。

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ランチは久しぶりに Gotham Bar and Grill に行ってきました。
ここ、いつ行っても素敵で、美味しい!しかもランチはリーズナブル。

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奥席に案内されたのですが、奥には背の高い窓がありまして、
外のお庭が眺められます。

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贅沢な時間を楽しみました。

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