ニューヨーカー未満のNYスケッチブック

 写真家ねおゆうきのライフログ。NYの街、子育て、日々のこと。

娘の枕元で。

娘がまだ幼い頃からの習慣で、ベッドに入った娘に「おやすみ」を言うまでの枕元での儀式が未だに続いている。 もう15才なので、さすがに枕元で本を読んでやることはなくなったけれど、お耳のおそうじなどを手伝って、それから軽くおしゃべりしてから寝るのが習慣。もちろんスキンケアもお耳のお手入れも自分でできるけれど、しっかり者の彼女が、ちょっと甘えん坊になりたい時間なのです...。

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そして、今日は、こんな話になった。 現地校の高2の彼女、そろそろ進路のことが気になる年頃。周りの友達も少しずつ将来の職業や今後の方向性を描き始めている中、彼女は自分が将来何をやりたいか、まだわからないでいる。

「ママの仕事はどんな仕事だったの?」 私が広告代理店に勤めていたことは知っていて、オフィスやCMの撮影現場にも連れて行ったことがあるので、うすらぼんやりと私がCMを作ったりする仕事をしていたとはわかっているのだが、彼女の今日の質問は、もっと具体的なことだった。 色々と質問攻めに遭い、それに答えているうちに、広告代理店の役割からマーケティングの話、消費者の話、メディアの話、広告制作の流れや、どんなスペシャリストたちがいて、それぞれがどんなふうに関わっていくか、その中で私は何をやっていたか、などなど、話は発展。色んなブランドの例や、娘も顔なじみの同僚の名前を出しながら、とくと語ることになってしまった。(Aさんは戦略プランナーで、Bさんはクリエイティブのアイディアを開発する人で、etc...)

娘:「へえ〜〜、面白そう。やってみたーい!」母:(うーん、それはどうかなあ...。)ま、楽しかったよ。大変だったけど。

そんな会話を交わしながら、もうこんなことを説明しても、理解できる年齢になったんだなあ、とちょっと驚く。 そして、説明しているうちに、自分がなんだか熱くなっていて、やっていた仕事を大変だけど楽しんでいて、そしてホントに好きだったんだなあ、と気づいた。(ヘタの横好きか。) まあ、もう辞めちゃったし、新しいステージに向かわなくちゃ、と思っているし。 でも、娘には「自分が何をやりたいか、まだわかんなくて当たり前。いろんなこと体験していくうちに、だんだん見えてくるよ。」といいながら、 大の大人が、自分のこれからを、今もずーっと模索中なのである。Sigh...

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