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ニューヨーカー未満のNYスケッチブック

 写真家ねおゆうきのライフログ。NYの街、子育て、日々のこと。

白い紫陽花のように。

今日の記事、本当は母の日に書きたかったんですが。

バタバタしているうちに、またブログから遠ざかってしまい、早や6月になってしまいました。いつもながら、後手後手だあ...。(毎日ブログ更新される方、本当に尊敬します。)

いつも犬を散歩させる通りに咲き乱れた、真っ白でまんまるの紫陽花。

白い紫陽花の花言葉、「寛容」だそうです。

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ちょっと調べてみたら、紫陽花には色々な花言葉があるんですね。「移り気」(色が変わっていくから)、というのがまず頭に浮かぶと思いますが、他にもこんなのが。

・元気な女性(色んな色があって華やかだから)

・辛抱強い愛情(雨の季節も耐えるように咲き続けるから)

・家族の結びつき(小さな花びら(萼)が密集して一つになっているから)

母親にぴったりな花言葉ではありませんか。知らなかった。

 

今日、ぜひシェアしたかったこと。

母の日に、お友達のAさんがFacebookに投稿していたお話です。感動してしまいました。

Aさん、そのまま引用させていただきますね。 

勉強出来ず運動出来ず…のわが息子。だけどこの子にはとてもかなわない、と思う。
土曜日、とても肌寒い朝、ボランティアの募集があり、ボーッと週末を過ごすよりは、と思って強引に参加させました。海岸のごみ拾い。結局誰も来なくてボランティアを取り仕切る方と2人だけだったみたい。本当に寒くて街にも人通りも少なく、1人だと連絡を受けたのでさすがにちょっとかわいそうになって「もう帰る?」と聞いたら「まだやるよ」と。結局4時間弱、寒い中黙々とごみ拾いをやり遂げました。
勉強出来ず運動出来ず、のダメダメ息子。だけどその人間性を見てくれる人たちにこれから出会えたらいいな、と思う親心です。

4時間も寒い中、たった1人でやり遂げるなんて。なんて立派なんでしょう!うちはボランティアもさせていないし、1人だったら絶対やめるって言うだろうな。本当に偉い!と思いました。

そして、その息子さんの人間性を見てくれる人たちに出会えたらいいな、と思う親心、とても分かる。うちの息子もダメダメくんだから。

いえいえ、Aさんの息子さん、全然ダメダメなんかじゃないし、本当はAさんだって息子さんのことを決してダメダメだとは思ってないはず。私もうちのダメダメくんを真底ダメだとは思ってないですよ。ただ他から見て、分かりやすくて比較しやすい勉強とかスポーツとかでは、なかなか強みを発揮できないだけ。ま、ウチの場合は問題がソコだけじゃないので正直そんなふうには割り切れず、つい、ダメだなあ、将来大丈夫かなあ、と思ってしまうんですが。

でも、このAさんの息子さんのように、決めたことはどんな悪条件の中でもちゃんとやり遂げる。これって人間としてすごい強みですよね。こういう人が少しずつその強みを積み上げたら、とても大きな力にきっとなる。親はその「きっと」を信じて、そしてその力を認めて受け入れてくれる人との出会いを願って、そっと見守っていくしかないのですよね。

うちの息子も勉強が苦手・運動オンチ。前に書いたように、場面緘黙症で対人恐怖症の上に、実は学習障害もちょっとある。そんなハンディがあるから仕方ないんですが、我が理想の男子像からは、悲しいかな、かけ離れています。他所さまの立派なご子息を見て、羨ましい、とつい思ってしまう。そう思ってしまう自分は母親としてダメダメだと葛藤する。

いやほんと、何故?なんです。親である私たちが、そんなに苦労しないでも出来た事や、ちょっと頑張れば出来きたことが、何故この子にはできないんだろう?って。何でこうも違うんだろう?って。

でもね、そんなうちの子にも、ささやかながらいいところはあるんです。優しくて人の気持ちを汲めるところ。そんな彼のいいところを、いいなと認めてくれる人たちに出会って、自己肯定感を持てる環境で、彼なりの強みを活かして生きていってほしい。きっとAさんも、思いは同じではないかしら、と想像しています。

息子が小2のとき、こんなことがありました。

用務員のおじさんがトイレの掃除をしているところに息子が入って来たそうです。そして息子、用務員のおじさんに、「いつもありがとうございます。」と言ったそうな。用務員のおじさん、その言葉が嬉しくて、そのあと校長先生のところに行き、◯◯くんがこんな言葉を掛けてくれました、と報告したそうです。

ここまで聞いて私はビックリ。普段、人と話すことが苦手で、挨拶もロクできない子なのに、よくそんな言葉が掛けられたなあ、と信じられませんでした。(人違いだったりして。笑)

そして、その話を聞いた校長先生が大変喜んでくださって、朝礼のとき、全校生徒の前でその話をし、息子のことを褒めてくれたそうです。

ところが、こんなときに限って、我が息子、インフルエンザで学校を休んでおりました。せっかく全校生徒の前で褒められる場に本人がいないなんて。ホント、間が悪いったら。

さらにもっと親バカ話ですが、ついこの前もこんなこともありました。

朝の苦手な息子、その日もいくら起こしても目が覚めず、遅刻寸前で家を飛び出して行きました。そして暫くして息子から電話。音楽の授業で必要なサックスを忘れたと。

「えっ、また〜っ!もーっ ;´ρ`)」

プンプンしながら学校まで届けに行きました。(息子の学校では、受付で忘れ物を預かって子供に連絡が入る仕組み。私、子供の忘れ物には甘く、つい届けに行ってしまいます...。)

その数時間後、また息子から電話。今度は何かと思いきや、

「サックスありがと。」と息子。

この「ありがと。」が、私にはすっごく嬉しかった。

だって、こういうときの「ありがとう」って、親だと照れくさくて言えなかったりしませんか?持って来てもらって当たり前、くらいにしか思ってないだろうと思っていたので。

超バカバカしい親バカと思われるかもしれないけれど、そんなところが、ささやかながら彼の良さのひとつだな、と思っています。

とはいえ、相変わらずゆっくりな息子を見て、やっぱりダメチンだなーと思ってしまう。宿題やったか、テスト勉強はしてるか、学校はどうだったか、と確認作業をしてしまう。

そんな私を戒めるような曲を、Aさんのお友達がシェアしていらっしゃいました。それを聞いて私、号泣!涙が止まらなくなってしまいました。息子の心の声に聞こえたんです。きっと皆さんの心にも響くのではないかと思うので、シェアさせていただきます。こちらです。

 

Proud Of Your Boy - In Studio With Alan Menken ...

歌詞はこちら:Proud Of Your Boy - Disney Wiki

日本語に訳してくださった方がいます:

http://note.chiebukuro.yahoo.co.jp/detail/n326802

どんな子供も、親に喜んでもらいたくて、一生懸命に頑張ってるんですよね。その子供なりに。

それなのに、「ちゃんとやってる?頑張ってる?」っていちいち確認されたらイヤになっちゃうに決まってます。親は我慢くらべのように、その衝動にグッと堪えないといけないんですね。

子供を信じて。自分のことを100%信じてくれている親が、白い紫陽花のように(笑)どんな色でもそのまま受け入れてくれる寛容な心で、辛抱強く見守ってくれていると思えばこそ、子供も頑張れるはずですね。

素敵なお話を聞かせてくれたAさんと、この曲を教えてくださった方に本当に感謝しつつ、私の母親業をハラハラで特別に味のあるモノにしてくれている我が子にも感謝した、そんな母の日のお話でした〜。

 

 

 

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