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ニューヨーカー未満のNYスケッチブック

 写真家ねおゆうきのライフログ。NYの街、子育て、日々のこと。

命の日

父の三回忌で、3月末にちょっとだけ帰国しました。

日本滞在、中2日のトンボ返り。 病み上がりで、体調がちょっと心配だったけど、 日本の桜を見たら、一気に元気回復しました。 法事の後、横浜公園で見た桜。華やか。

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法事には遠方の親戚も来てくれて、父も喜んだことと思う。 父は男5人、女3人の8人兄弟姉妹の次男で、 そのうち、父を含む5人がここ数年の間に相次いで他界。 随分、淋しくなってしまった。 末っ子のおじちゃんが、 テーブルの上に飾ってあった父の写真を自分のほうに向け、 父とさしで語り合うかのようにビールを飲み始めた。 「つながりを大事にしよう、って思うようになったわ。」 と柔らかに語った二番目のおばさん。 ひとり、またひとりと旅立っていくにつれ、 地上に残された血の繋がるもの同士の絆が愛おしく思え、 より太くなっていくような、そんな気がした三回忌でした。    

そして、私はといえば、 いつまでも父の死を受け入れられず、いつまでもメソメソしていたのだけど、 2年経ってやっと、父はいつも傍にいる、と思えるようになった。 父の遺伝子を受け継いだ自分の中に、父のスピリットは生きていて、 子供たちにも受け継がれて、ずっといつも一緒にいるんだな、と。 でも、未だに悔やまれてならないことがいくつもあって、 悔いは悔いとして、消えることはなさそうだ。 その悔いのひとつひとつを、ここにぶちまけて、 自分の思いを、ここに吐露してしまおうかと思ったけれど、 そんなことしても、もう過去は変えられないものね。 悔いは静かに自分の胸の奥にしまって、未来を変えていくしかないわ。 天国の父が安心して見守っていられるように、 父に喜んでもらえるような生き方をしなくては。 そう、まずは父が誰よりも心配してくれた我が子たちを、しっかりと育てあげ、 そして、父の強さと優しさを、子供たちに繋いでいくことが、今の私の使命。 父の命日に、そんなことを改めて誓った私でした。

ところで「命日」って、命のことをいっぱい考えるから「命の日」=「命日」? 本来の由来は違うかもしれないけど、私的には、そういうことにしておこう。

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